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二十四節気のデータ |
雑学メモ (2006年現在) 二十四節気(にじゅうしせっき)とは、太陰暦を使用していた時代に、季節を現すために考え出されたものである。1年を24等分にして、その区切りに名前をつけ、それぞれに季節の名称を与えたものである。
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関連データ ●雑学・全般
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季節 | 二十四節気名 | 旧暦 | 新暦 | 雑節 |
春 | 立春 (りっしゅん) |
正月節 | 二月四日頃 | この日から立夏の前日までが春。まだ寒さの厳しい時期ではあるが日脚は徐々に伸び、九州や太平洋側の暖かい地方では梅が咲き始める頃である。 |
雨水 (うすい) |
正月中 | 二月十九日頃 | 空から降るものが雪から雨に替わる頃、深く積もった雪も融け始める。春一番が吹き、九州南部ではうぐいすの鳴き声が聞こえ始める。 | |
啓蟄 (けいちつ) |
二月節 | 三月五日頃 | 啓蟄は冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃という意味。実際に虫が活動を始めるのはもう少し先。柳の若芽が芽吹き蕗のとうの花が咲く頃である。 | |
春分 (しゅんぶん) |
二月中 | 三月二十一日頃 | この日をはさんで前後7日間が彼岸。花冷えや寒の戻りがあるので暖かいと言っても油断は禁物。昼夜の長さがほぼ同じ頃であり、この後は昼の時間が長くなって行く。 | |
清明 (せいめい) |
三月節 | 四月五日頃 | 清浄明潔の略。晴れ渡った空には当に清浄明潔という語ふさわしい。地上に目を移せば、百花が咲き競う季節である。 | |
穀雨 (こくう) |
三月中 | 四月二十日頃 | 田んぼや畑の準備が整い、それに合わせるように、柔らかな春の雨が降る頃。この頃より変りやすい春の天気も安定し日差しも強まる。 | |
夏 | 立夏 (りっか) |
四月節 | 五月五日頃 | この日から立秋の前日までが夏。野山に新緑に彩られ、夏の気配が感じられるようになる。かえるが鳴き始め、竹の子が生えてくる頃。 |
小満 (しょうまん) |
四月中 | 五月二十一日頃 | 陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂るという意味。西日本でははしり梅雨が現れる頃 | |
芒種 (ぼうしゅ) |
五月節 | 六月六日頃 | 稲の穂先のように芒(とげのようなもの)のある穀物の種まきをする頃という意味であるが、現在の種まきは大分早まっている。西日本では梅雨に入る頃。 | |
夏至 (げし) |
五月中 | 六月二十一日頃 | 一年中で一番昼が長い時期であるが、日本の大部分は梅雨の時期であり、あまり実感されない。花しょうぶや紫陽花などの雨の似合う花が咲く季節である。 | |
小暑 (しょうしょ) |
六月節 | 七月七日頃 | 梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃。集中豪雨のシーズン。蓮の花が咲き、蝉の合唱が始まる頃である。 | |
大暑 (たいしょ) |
六月中 | 七月二十三日頃 | 梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃。集中豪雨のシーズン。蓮の花が咲き、蝉の合唱が始まる頃である。 | |
秋 | 立秋 (りっしゅう) |
七月節 | 八月八日頃 | この日から立冬の前日までが秋。一年で一番暑い頃であるが、一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり。暑中見舞いはこの前日まで、この日以降は残暑見舞い。 |
処暑 (しょしょ) |
七月中 | 八月二十三日頃 | 処暑は暑さが止むと言う意味。萩の花が咲き、朝夕は心地よい涼風が吹く頃だが、台風のシーズンでもある。 | |
白露 (はくろ) |
八月節 | 九月八日頃 | 野には薄の穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じられる頃。朝夕の心地よい涼風に、幾分の肌寒さを感じさせる冷風が混じり始める。 | |
秋分 (しゅうぶん) |
八月中 | 九月二十三日頃 | 暑い日は減り代わりに冷気を感ずる日が増える。昼と夜の長さがほぼ同じになることで、この日は秋彼岸の中日でもある。秋の七草が咲き揃う頃である。 | |
寒露 (かんろ) |
九月節 | 十月八日頃 | 冷たい露の結ぶ頃。秋もいよいよ本番。菊の花が咲き始め、山の木々の葉は紅葉の準備に入る。稲刈りもそろそろ終わる時期である。 | |
霜降 (そうこう) |
九月中 | 十月二十四日頃 | 北国や山間部では、霜が降りて朝には草木が白く化粧をする頃。野の花の数は減り始める、代わって山を紅葉が飾る頃である。 | |
冬 | 立冬 (りっとう) |
十月節 | 十一月七日頃 | この日から立春の前日までが冬。日は短くなり時雨が降る季節。北国や高山からは初雪の知らせも届き、関東では空っ風が吹く頃。 |
小雪 (しょうせつ) |
十月中 | 十一月二十二日頃 | 陽射しは弱まり、冷え込みが厳しくなる季節。木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始める頃。 | |
大雪 (たいせつ) |
十一月節 | 十二月七日頃 | 朝夕には池や川に氷を見るようになる。大地の霜柱を踏むのもこの頃から。山々は雪の衣を纏って冬の姿となる頃。 | |
冬至 (とうじ) |
十一月中 | 十二月二十一日頃 | 一年中で最も夜の長い日。この日より日が伸び始めることから、古くはこの日を年の始点と考えられた。冬至南瓜や柚湯の慣習が残る日。 | |
小寒 (しょうかん) |
十二月節 | 一月五日頃 | この日は寒の入り、これから節分までの期間が「寒」である。寒さはこれからが本番。池や川の氷も厚みをます頃である。 | |
大寒 (だいかん) |
十二月中 | 一月二十一日頃 | 一年で一番寒さの厳しい頃 。逆の見方をすれば、これからは暖かくなると言うことである。春はもう目前である。 |
更新日:2006/07/17
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